みなさま、お世話になっております
よーやっと(@aaaiii0214)です
今回の記事では2022年9月23日に税込39,800円で発売されたAirPods Pro2の開封&レビューと初代モデルとの簡単な比較をしていきます。
発売から数日間、ほぼ毎日AirPods Pro2を使用して感じた、初代AirPods Proとの違いやノイズキャンセリング性能の比較、便利に感じた点などをレビューしていきますので、AirPods Pro2の購入を検討している方はぜひ最後まで読んでいって参考にしてください。
同梱物
最初に簡単にですが、AirPods Pro2と同梱物の紹介です。
同梱物は下記の写真の通りです。
- AirPods Pro2本体
- イヤーチップ
- Lightning to Type-Cケーブル
- 説明書や保証書
イヤーチップはXS、S、M、Lサイズが同梱されていて、出荷時のAirPods Pro2本体にはMサイズのイヤーチップが装着されています。
初代AirPods Proとの比較
初代AirPods Proとの比較を外観と性能部門に分けて簡単に紹介していきます。
外観 & 充電ケース
イヤホン部分は外部音取り込み用のマイクの位置が変更になっているくらいで、イヤホン部分の見た目の部分では大きな変更点はあまりありませんでした。
充電ケースの外観の変更点は『底面にスピーカー穴ができた』『側面にストラップホールができた』の2点です。
スピーカーが内蔵されたことで、充電時に音が鳴ったり、部屋の中でAirPods Proの場所がわからなくなった場合でも充電ケースから音を鳴らして探すことができるようになりました。
また充電ケースの性能面でのアップデートにより、Qi充電やMagSafe充電だけでなく『Apple Watchの充電器でも充電が可能』になりました。
ノイズキャンセリング性能 & 音質
結論から言ってしまうとAirPods Pro2のノイズキャンセリング性能も音質も初代AirPods ProよりよくなっていてApple製のワイヤレスイヤホンとして正当な進化を遂げているなと感じました。
ノイズキャンセリング性能
AirPods Pro2のノイズキャンセリング性能は初代AirPods Proのノイズキャンセリング性能を凌駕していて、初代AirPods Proのノイキャンで充分満足していた僕が「いや静かすぎるやろ!」と驚くくらいでした。
初代AirPods Proのノイズキャンセリングを初めて使用した時の周りの音がサッと消えて静けさにあっという間に包まれるあの感じを体感したときの感動は今でも鮮明に覚えています。
初代AirPods Proのノイズキャンセリング性能を知ってしまっていただけにAirPods Pro2の最大2倍のノイズキャンセリング性能という謳い文句に発売は正直『そんなにハードルを上げて大丈夫かな?』と心配していましたが、全くいらない心配でした。
音楽を流していない状態でのノイズキャンセリング性能は初代AirPods Proだと結構聞こえていた周りの人の声や物音がAirPods Pro2ではほぼシャットアウトされ、椅子を引きずる時に出る音などの高音域の音が小さく遠くに聞こえることはあったりしましたが、ほぼ無音に近い位のノイズキャンセリングを体験することができました。
音楽を流すともう周りの音はほとんどと言っていいほど聞こえなくなり、音に対してかなりの没入感を得ることができます。
ユーザーのハードルを上げるだけ上げてきたのに、それを軽々と超えてきてくれる製品を提供してくれるAppleに改めて脱帽してしまいました。
音質について
音質も初代AirPods Proと比較してみると音に対して特にこだわりのない素人の僕でもわかるくらいの違いがありました。
まず音に厚みが出たと言いますか、初代のモデルではこもりがちだった音が第2世代はよりクリアにはっきりと聞こえるようになったと感じました。
更に低音部分が強調されたおかげでより臨場感が増し、音楽体験の更なる向上に一役買ってくれているように感じました。
AirPods Pro2で聞いた後に同じ音楽を初代AirPods Proで聞いてみるとペラペラで厚みのない音声に聞こえてしまいぶっちゃけもう初代AirPods Proには戻れないと感じてしまっています。
保護カバー・イヤーチップの初代AirPods Proとの互換性について
AirPods Proの充電ケースを保護するカバーとイヤーチップのAirPods Pro2と初代AirPods Proとの互換性について紹介していきます。
AirPods Proの充電ケースの保護カバーの互換性 : あり
まず充電ケースの保護カバーの互換性ですが、初代AirPods Proで使用していた保護カバーでも問題なく使用することができました。
ですが注意していただきたいことが2つあり、1つ目はスピーカー用の穴が開いていないため、AirPods Pro2の充電ケースから出力される音が若干小さくなってしまうという点です。
2つ目はハードタイプの保護カバーだと抜けなくなってしまう可能性があるということです。
実際に僕も現在進行形でハードタイプの保護カバーがぴったりハマってしまって抜けなくなって結局カバーにヒビを入れることでなんとか取り外すことができました。
初代AirPods Proの充電ケース保護カバーをAirPods Pro2に使用する場合はハードタイプのカバーも使えないこともないですが、上記のように外れなくなる可能性もあると考えるとシリコンタイプの保護カバー方が良いなと個人的には思いました。
イヤーチップの互換性 : 一応装着はできるが…
初代AirPods ProとAirPods Pro2のイヤーチップをお互いに交換した場合でも問題なく装着できましたが、Apple公式のストアで販売されているAirPods Pro2の交換用イヤーチップのページを見てみると下記の写真のように『AirPods Pro(第2世代)のみに対応します。』との記載がありました。
Apple的には「互換性はないから同じ世代のイヤーチップを使ってね」ということなんだと思います。
上記のような記載があるということは、もしかしたらApple careの保証の対象外になってしまう可能性があるため、初代AirPods Proのイヤーチップや初代AirPods Pro用に販売されているサードパーティ製のイヤーチップをAirPods Pro2に使用する際は自己責任での使用をお願いいたします。
(あくまで個人の感想で事実情報ではありませんのであしからず)
購入してよかったと感じた点
初代AirPods ProからAirPods Pro2に買い換えて、良いと感じた点はたくさんありますが、その中でもコレ!という2つを紹介します。
- ノイズキャンセリング性能と音質の向上
- Apple Watchの充電器で充電可能になった
ノイズキャンセリング性能と音質の向上
やはり何と言ってもノイキャン性能と音質は音楽体験に直接関わってくる項目なので初代モデルからの変化が体感できるレベルで向上していたのは非常によかったです。
初代AirPods Proとの比較のところでもお話ししましたが、『静かすぎるノイズキャンセリング性能』と『低音が強化され音の厚みが増した音質』によってより没入した状態での音楽体験を体感することが可能になったと感じました。
音質に対してよほどのこだわりがない限りは『iPhoneユーザーにはAirPods Pro2が最適解だ!』と自信を持ってオススメできるワイヤレスイヤホンだと改めて感じました。
Apple Watchの充電器で充電可能になった
AirPods Pro2で個人的に地味に嬉しかった変更点がこの『Apple Watch用の充電器で充電が可能になった』点です。
理由としてはデスクの上に置いておく充電器がApple Watch用のモノだけで良くなり、デスクをすっきりさせておくことができると考えているからです。
僕はスマホの充電中に通知が気になり、デスクでの作業に集中できなくなるので、スマホの充電器はデスクの上には置いておかないようにしていて、デスク上にはこちらの記事で以前紹介したスタンドに入れたApple Watch用の充電器とこれも以前こちらの記事で紹介したSATECHIのAirPods用の充電器だけを置くようにしています。
メインPCをiMacからMacBook Airに変更したことで使えるポートの数などの点から、『AirPodsの充電をどうしようか?』と考えていたところだったので、Apple Watch用の充電器だけでApple WatchもAirPods Pro2も両方充電できるのはデスクの上に置くモノも減らせて一石二鳥の個人的には非常にドンピシャなアップデートでした。
個人的に気になったこと
購入して1週間近く使用して現状大変満足はしているのですが、気になった点をあえて上げるとすると下記の2点になります。
- 音量操作時のクリック音と振動
- 現段階ではApple Watchから『iPhoneを探す』のように音を出すことはできない
音量操作時のクリック音と振動
AirPods Pro2よりイヤホンの軸の部分を上下にスワイプすることで音量の上げ下げを行うことが可能になりました。
この機能自体は便利で非常に重宝しているのですが、スワイプして音量を上げ下げする際に『ポコ』っというクリック音とわずかな振動がフィードバックしてきます。
このクリック音がノイズキャンセリングが作り出したせっかくの没入感を少し阻害しているかな…と個人的に感じてしまいました。
またiPhoneの機能設定のアクセシビリティの項目のトーン音量という項目でノイズキャンセリングのON/OFF切り替え時に流れるサウンドフェックトの音量を調節できるのですが、このクリック音に関しては音量を変更することができませんでした。
今後のアップデートで改善されることを期待しています。
現段階ではApple Watchから『iPhoneを探す』のように音を出すことはできない
Apple WatchにはiPhoneが部屋のどこに置いたかわからなくなった際にApple WatchのコントロールセンターからワンタップでiPhoneのスピーカーから音を鳴らして探すことができる『iPhoneを探す』という機能があります。
執筆時の現段階(2022年10月2日)時点ではApple Watchのコントロールセンターから『iPhoneを探す』と同じようにAirPods Pro2を探す機能はなく、Apple Watchからは『デバイスを探す』というアプリ経由でしか探すことができません。
僕は夜寝るときにVTuberの睡眠導入ASMRを聴きながら寝ているので、朝起きてケースやイヤホンの片方がどこにあるかわからず探すことがよくあるので、iPhoneと同じようにApple Watchのコントロールセンターからワンタップで音を出して探せればよかったのになというのが率直な感想です。
こちらも今後のアップデートに期待したいと思います。
まとめ : あれこれ悩むくらいならコレ
以上がAirPods Pro2の開封&レビューと初代モデルとの比較でした。
初代モデルからノイキャン性能や音質、ケースと正当な進化を遂げていて、今回初めてAirPods Pro2を購入してAirPodsデビューする人はもちろん初代AirPods Proを使用していた人も充分買い換える理由になり得ると個人的には感じました。
確かに税込39,800円と少々高いと感じられる値段だとは思われますが、ノイキャン性能や音質の向上Apple製品との連携のスムーズさなど値段以上に快適な音楽体験を得られる素晴らしい製品だと改めて思いました。
もちろんサードパーティー製のワイヤレスイヤホンでAirPods Pro2よりも安くて音質の良い製品はあるとはおもいますが、色々なレビューを見て結局どれが良いのか長い時間をかけて探すくらいなら『iPhoneユーザーならAirPods Pro2一択で良い』と自信を持ってオススメできます。
この記事がAirPods Pro2の購入を検討している方の参考になっていれば幸いです。
それでは
コメント